人生100年時代の脳の健康を目指して


株式会社NTTデータ経営研究所

情報未来イノベーション本部

先端技術戦略ユニット

シニアマネージャー

(前内閣府ImPACTプログラム プログラムマネージャー)

山川 義徳 氏

講演概要

人生100年時代を迎え、皆が100歳になっても認知症にならず、脳が健康であり続けたいと思っています。このような中で、私たちは内閣府ImPACTプログラムを通じて、世界で初めて脳科学を脳の健康へと活かす取り組みを本格的に始めました。その中で、『BHQ』と名付けた脳の健康管理指標を考案し国際標準に承認されました。本講演では、このBHQの開発経緯を紹介すると共に、BHQを用いた脳に良い食事やライフスタイル、製品やサービス、建築や都市などの研究開発について紹介きればと思います。

講師プロフィール

2000年 京都大学理学研究科修了。同年より日本電気株式会社インターネット事業戦略室、経営企画部にて新規事業開発・M&A等に従事。

2008年 京都大学大学院人間・環境学研究科修了博士(人間・環境学)。

2008年より、京都大学情報学研究科GCOE助教にてサービス・イノベーション及びニューロエコノミクスに関する研究・教育に従事。

2010年より、NTTデータ経営研究所ニューロマネジメント室長にて脳科学を用いた経営コンサルティングに従事。

2014年より、内閣府革新的研究開発推進プログラム(ImPACT)プログラムマネージャー。

2019年より 、NTTデータ経営研究所情報未来イノベーション本部にてサイエンスのビジネス化に向けたコンサルティングに従事。その他、ImPACTの社会展開を担う一般社団法人ブレインインパクト理事長。また、東京工業大学科学技術創成研究院バイオインターフェース研究ユニット特定教授、京都大学産官学連携本部産業創出学共同研究部門客員教授を兼務。